家族で過ごす時間がもっと特別なものに!「家族で楽しむDIY 簡単クラフトアイデア集【季節編-春夏-】」では、春から夏にかけて楽しめる楽しいDIYクラフトアイデアをたっぷり紹介します。
暖かい季節にぴったりの創作を通じて、家族全員で笑顔がいっぱいの思い出を作りましょう。
季節ごとのクラフトアイデア
四季折々の特徴を活かしたクラフトアイデアを楽しむことで、季節感を感じながら家族でのDIYがより楽しくなります。
【春】テーマ:春の訪れと新しい始まり
■紙で作る花

色鮮やかな紙を使って、簡単に作れる紙花を作りましょう。リビングや窓辺に飾ると、春らしい彩りを加えます。
【材料】
- カラフルな紙(折り紙やクラフトペーパー、ティッシュペーパーなど)
- ハサミ
- のり(スティックのりや液体のり)
- 針金やフローラルワイヤー(茎部分に使用)
- グリーンテープ(フローラルテープ)
- クレヨンやマーカー(装飾用、オプション)
- コンパス(円を描くため、オプション)
- ペーパータオル(作業台を保護するため)
【作り方】
- 紙をカットする
花びらの形に紙をカットします。丸い形や楕円形など、好みの形にカットしましょう。 - 花びらを作る
カットした紙を重ねて、花びらを作ります。ティッシュペーパーを使う場合は、複数枚を重ねてふんわりとした花びらに仕上げます。 花びらの先端を少し丸めたり、カールさせることで、よりリアルな花びらの形を作ることができます。 - 茎を作る
ペーパータオルを作業台に敷きます。 針金やフローラルワイヤーを使って茎を作ります。花の中心部分に針金を差し込み、のりで固定します。 茎の部分にグリーンテープを巻いてカバーします。これにより、リアルな茎の見た目になります。 - 花びらを接着する
花びらを茎の周りに一枚ずつ接着します。花びらの根元にのりを塗り、茎にしっかりと固定します。 花びらがしっかりとつくように、重なりを調整しながら貼り付けます。 - 中心部分を作る
花の中心部分を作るために、小さな紙片を丸めてボール状にします。これが花の中心部分になります。 中心部分を作り、花びらの中央に接着します。のりを使ってしっかりと固定します。 - 仕上げ
花びらの位置や形を微調整し、全体のバランスを整えます。必要に応じて、花びらや茎にクレヨンやマーカーで装飾を施します。 花が完成したら、花瓶や花かごに飾ります。複数の花を作ってブーケにしても素敵です。
【アイデア】
ティッシュペーパーフラワー
ティッシュペーパーを使ってふんわりとした花びらを作ります。色とりどりのティッシュペーパーを使うと、カラフルな花束が完成します。
ペーパーローズ
クラフトペーパーを使って巻きバラを作ります。紙を巻いていくだけで簡単にバラの形が完成します。
◇参照:花の型紙無料ダウンロード:ペーパーフラワー – Canon Creative Park
■蝶のモビール

カラフルな紙やフェルトで蝶を作り、糸で吊るしてモビールにします。風に揺れる蝶が、春の柔らかな風を感じさせます。
【材料】
- カラフルな紙(折り紙やクラフトペーパー)
- ハサミ
- 糸やナイロンストリング
- 木の棒や竹の棒(モビールの支え部分)
- 両面テープ
- 穴あけパンチ(装飾用、オプション)
- マーカーやクレヨン(装飾用、オプション)
- ペーパータオル(作業台を保護するため)
【作り方】
- 蝶のパターンを作る
ペーパータオルを作業台に敷きます。
カラフルな紙を2枚重ねて二つ折りにし、蝶の形を描きます。型紙がある場合は、それを使って紙に蝶のパターンを写し取ります。
蝶の形を複数枚切り取ります。異なるサイズや色の蝶を作ると、モビールがより華やかになります。 - 蝶の装飾
必要に応じて、蝶の表面をマーカーやクレヨンで装飾します。模様を描いたり、目を追加したりして個性を出します。 - 糸を取り付ける
2枚重ねた蝶の1枚目の中央部分に糸やナイロンストリングを両面テープで貼り付け、もう1枚を重ね貼りします。
蝶を吊るすためのストリングを作ります。蝶ごとに異なる長さの糸を使うと、立体感が出ます。 - モビールの支え部分を作る
木の棒や竹の棒を用意し、糸を取り付ける支え部分を作ります。棒を十字に組んだり、複数の棒を交差させたりして、好みの形に組み立てます。 - 蝶を取り付ける
糸を使って蝶をモビールの支え部分に結びつけます。各蝶の高さを調整しながら、バランスよく配置します。
蝶が均等に配置されるように、全体のバランスを見ながら調整します。 - 蝶を取り付ける
モビールの上部にストリングを結び、吊るすためのループを作ります。これでモビールを好きな場所に飾ることができます。
モビールを天井や窓辺に吊るせば、風が吹くたびに蝶が揺れる美しい光景を楽しめます。
【アイデア】
ナチュラルなデザイン
蝶の色合いを自然なトーンにして、落ち着いたデザインに仕上げる。
カラフルなデザイン
鮮やかな色の紙を使ってポップな蝶を作り、明るい雰囲気のモビールに。
◇参照:蝶々の型紙無料ダウンロード:蝶々のテンプレート-best ideas KIDS
■イースターエッグデコレーション

イースターに向けて、卵の殻を使ったデコレーションを楽しみましょう。絵を描いたり、ビーズやリボンで飾ったりして、カラフルなイースターエッグを作ります。
【材料】
- 卵(リアルな卵またはプラスチックの卵)
- 食用色素またはアクリル絵の具
- 小さな容器(卵を染めるため)
- お酢(リアルな卵を染める場合)
- 筆やスポンジブラシ
- マーカー(装飾用)
- のりやラメ、ビーズ(オプション)
- ペーパータオル(作業台を保護するため)
【作り方】
- 卵の準備
生卵を使う場合、卵の内容物を取り出し、殻をきれいに洗います。プラスチックの卵を使う場合は、そのまま準備します。 - 染色
ペーパータオルを作業台に敷きます。 リアルな卵を染める場合は、小さな容器にぬるま湯とお酢を少量入れ、食用色素を加えて染色液を作ります。卵を染色液に浸し、好みの色がつくまで待ちます。
プラスチックの卵を使う場合は、アクリル絵の具を使って卵を直接ペイントします。スポンジブラシや筆を使って、均一に塗ります。
卵が完全に乾くまで待ちます。 - デザインを描く
卵にマーカーでデザインを描きます。ドットやストライプ、花の模様など、好きなデザインを考えましょう。
複数の色を使ってカラフルに仕上げると、より華やかになります。 - 追加のデコレーション
のりを使って、卵にラメやビーズを貼り付けます。これにより、卵がキラキラと輝きます。
ステッカーやシールを使っても良いでしょう。個性豊かなデコレーションを楽しんでください。 - 仕上げ
デザインが完成したら、卵を飾ります。カゴに入れたり、イースターツリーに吊るしたりして楽しみます。
【アイデア】
ナチュラルなデザイン
落ち着いた色合いの絵の具や染色液を使って、シンプルなデザインに仕上げます。自然素材のリボンや草花を添えても素敵です。
カラフルなデザイン
鮮やかな色の絵の具や染色液を使って、ポップなデザインに仕上げます。子供たちが楽しめるカラフルな模様を描きましょう。
テーマ別デザイン
イースターのテーマに沿ったデザインを考えてみましょう。例えば、ウサギやヒヨコの顔を描いたり、春の花をモチーフにしたデザインなど。
【夏】テーマ:夏のアウトドアと思い出づくり
■手作り風鈴

ガラスや金属の小物を使って、オリジナルの風鈴を作りましょう。音色を楽しみながら、夏の涼を感じることができます。
【材料】
- ガラスや金属の小物(例えば、金属のリング、ビーズ、ガラスペンダントなど)
- ストリングやナイロン糸
- 木の棒や竹の棒(風鈴の支え部分)
- 小さなベルや鈴
- ハサミ
- ペンチ(必要に応じて)
- アクリル絵の具(オプション)
- 筆(オプション)
【作り方】
- 準備
材料をすべて用意し、作業スペースを確保します。作業台には新聞紙やペーパータオルを敷いて、汚れを防ぎます。 - 木の棒を準備する
木の棒や竹の棒を使って風鈴の支え部分を作ります。必要に応じて、アクリル絵の具を使って棒をペイントし、乾燥させます。 - 小物を取り付ける
ガラスや金属の小物を取り付けるために、ストリングやナイロン糸を使います。小物にストリングを通し、しっかりと結びます。
小物の配置を考え、バランスよく取り付けていきます。小さなベルや鈴も同様に取り付けます。 - 風鈴の組み立て
木の棒の端にストリングを結び、小物を吊るします。風が吹いたときに小物同士がぶつかり合って音を出すように、適度な間隔で配置します。
ストリングの長さを調整し、全体のバランスが取れるようにします。 - デコレーション(オプション)
風鈴に色や模様を追加したい場合は、アクリル絵の具を使ってデコレーションします。乾燥させてから次のステップに進みます。 - 仕上げ
風鈴の上部にストリングを結び、吊るすためのループを作ります。これで風鈴を好きな場所に飾ることができます。
風鈴を庭やベランダ、窓辺に吊るし、風が吹くたびに響く音を楽しみます。
【アイデア】
自然素材の風鈴
貝殻や木の枝、ドライフラワーを使った風鈴も素敵です。自然素材を取り入れることで、優しい音色が楽しめます。
リサイクル素材の風鈴
古いキー(鍵)や金属のスプーンを再利用して、ユニークな風鈴を作るのも面白いです。
テーマ別風鈴
季節やイベントに合わせたデザインの風鈴を作ってみましょう。例えば、海をテーマにした貝殻風鈴、雪の結晶をモチーフにした風鈴など。
■おはじきアート

カラフルなおはじきを使って、テーブルや窓辺を飾るアート作品を作ります。太陽光に透けるおはじきが、夏の光を美しく反射します。
【材料】
- カラフルなおはじき
- フォトフレーム(ガラス部分を使用)
- 透明な接着剤(エポキシ樹脂やホットグルーガン)
- テープ(作業台を保護するため)
- 新聞紙やペーパータオル(作業台を保護するため)
【作り方】
- 準備
作業台を新聞紙やペーパータオルで保護し、テープで固定します。作業がしやすくなります。
フォトフレームのガラス部分を取り出し、綺麗な状態にしておきます。(フォトフレームとガラスが重なる部分は、ガラスに鉛筆で線を引きます) - デザインを決める
ガラス部分にカラフルなおはじきを配置し、どのようなデザインにするかを決めます。ランダムに配置するか、特定のパターンや絵を描くように配置します。
注)おはじきを鉛筆で引いた線の内側に配置しましょう。
デザインが決まったら、おはじきを一度取り外し、作業しやすいようにガラスにしるしをつけても良いでしょう。
- 接着剤を塗る
透明な接着剤を使って、ガラス部分におはじきを一つずつ貼り付けていきます。接着剤が固まる前におはじきを正確に配置し、デザイン通りに進めます。
エポキシ樹脂を使う場合は、混合後すぐに使用し、おはじきをしっかり固定します。ホットグルーガンを使う場合は、素早く作業することを心掛けます。 - おはじきの配置
接着剤を使っておはじきを順番に貼り付けます。おはじきがずれないように、接着剤が乾くまでしっかりと押さえます。
おはじきをすべて貼り付けられたら、接着剤が完全に乾くまで待ちます。乾燥時間は使用する接着剤によって異なりますので、製品の指示に従ってください。 - 仕上げ
おはじきがしっかりと固定されたら、ガラス部分をフォトフレームに戻します。これでおはじきアートが完成です。
フレームを壁に掛けたり、窓辺に飾ったりして楽しみましょう。光がおはじきに当たると、美しい輝きを楽しむことができます。
【アイデア】
ランダム配置
カラフルなおはじきをランダムに配置することで、モザイク風のアートが完成します。
特定のパターン
ハートや星、花などの特定の形を描くようにおはじきを配置しても素敵です。
テーマ別デザイン
山や海、花火、夏らしさを感じる景色など、季節やイベントに合わせたデザインを考えてみましょう。
■シェルフレーム

ビーチで集めた貝殻を使って、フォトフレームをデコレーションします。夏の思い出を形に残せる素敵なアイテムです。
【材料】
- フォトフレーム(木製やプラスチック製、好みのサイズで)
- 貝殻(ビーチで拾ったものやクラフトショップで購入したもの)
- のり(接着剤やホットグルーガン)
- アクリル絵の具(オプション)
- 筆(オプション)
- ラメやビーズ(オプション)
- 新聞紙やペーパータオル(作業台を保護するため)
【作り方】
- フレームの準備
フォトフレームを用意し、ガラス部分を取り外します。フレームだけを使うためです。
作業台を新聞紙やペーパータオルで保護します。 - 貝殻の配置を決める
貝殻をフレームに仮置きして、デザインを決めます。どの貝殻をどこに配置するかを考え、全体のバランスを見ます。
必要であれば、貝殻をフレームに仮止めして全体の配置を確認します。 - 貝殻を接着する
貝殻を接着剤やホットグルーガンを使って、フレームに貼り付けます。しっかりと固定されるように、貝殻の裏側に十分な量の接着剤を塗ります。
貝殻を一つずつ丁寧に貼り付けていきます。接着剤が乾くまでしばらく待ちます。 - デコレーション
オプションで、アクリル絵の具を使って貝殻やフレームを塗ります。色を追加することで、より個性的なデザインに仕上げます。
ラメやビーズを追加して、さらに華やかなフレームにデコレーションします。これも接着剤で固定します。 - 仕上げ
全ての接着剤が完全に乾いたら、フレームを再組み立てします。貝殻のフレームが完成したら、飾りたい場所に設置します。壁に掛けたり、棚に置いたりして楽しみましょう。
【アイデア】
ナチュラルなデザイン
自然の色合いを活かして、シンプルな貝殻フレームを作ります。ビーチの風景を思い出させるデザインが魅力的です。
カラフルなデザイン
アクリル絵の具を使って貝殻をカラフルに塗り、ポップなデザインに仕上げます。
テーマ別デザイン
夏の思い出や特定のイベントに合わせて、テーマに沿ったデザインを考えます。例えば、バースデーや結婚記念品など。
まとめ

DIYクラフトは、創造力を発揮し、手を動かすことでリラックスできるだけでなく、家族との絆を深める素晴らしい機会でもあります。ぜひ、四季折々の変化を感じながら、楽しいクラフトタイムを過ごしてください。
家族みんなで楽しむことができるDIYクラフトのアイデアが、皆様の生活に彩りと喜びをもたらしますように。